ノートPCにWindows 10 を入れました。私の愛機HP Stream 14は、SSDモデルでCドライブに空き容量が少なく、アップデートは難しいかと思っていたのですが、SDにアップデート用のファイルをダウンロードすることでアップデートできました。
心配していたアプリの互換性はほぼ問題なく(問題点については後述)、操作にとまどうこともなかったのですぐに使えるようになりました。
アップデートして良かった点は以下の通り。
- 起動と終了が速くなった
- スタートメニューが復活して操作性が向上した
- デスクトップ主体になって操作性が向上した
- スナップ機能でウィンドウの並べ替えがしやすくなった
- 仮想デスクトップの切り替えが便利
劇的な改善、驚くような新機能はありませんが、全体に動作が軽くなり、私の非力なノートPCでももたつくことが少なくなりました。Windows 8.1で「動作がカクカクするなあ、でもまあノートだし仕方ないか」と小さなストレスを抱えている方にはインストールをおすすめします。
アップデートして困ったのはOneDriveです。アップデート前は問題なかったのですが、データの保存先としてマイクロSDが選択できなくなってしまいました。マイクロソフト コミュニティのWindows10のOnedriveフォルダは移動できない?で示されている仮想ドライブを使う方法で回避することができるのですが、1手間がかかる上、タスクスケジューラに設定したバッチファイルがうまく実行されないことがあり、動作が安定しません。
いろんな端末で動作することがWindows 10 の売りだと思うのですが、自社のストレージサービスとの連携がこんな状態ではセールストークも説得力を欠きます。この問題に関しては、Onedriveのアップデートなどで早急に対応していただきたい。
- Cドライブの空フォルダにSDカードドライブをマウントする方法は、Cドライブの空き容量が適用されてしまうため問題の解決にならない。 [↩]