昨年12月から今年の1月くらいにかけて印象に残ったことをいくつか。
瑞穂の大福
もともと和菓子は好きですが、ラーメンに対するような執着があるわけでもなく、たまに美味しいのを食べると満足、くらいのレベルです。
瑞穂の大福は、通っていたジムの近くに店があり、興味があって前を通ったことはありました。とはいえ、何度足を運んでも、私が目にするのは商品が売り切れてシャッターを閉じた状態の店。正午すぎでこれです。思い出すたびにトライしていたのですが、毎度目にするのがシャッターなので、半分あきらめモードに入っていました。
ある日、ふと思いついて午前の早い時間に電車に乗り、原宿の路地を縫ってお店まで行くと、初めて開店状態の瑞穂にたどり着くことができました。無事に大福を購入し、キャットストリートの自販で緑茶を買い、植え込みのブロックに座っていただきました。1個249円。まんじゅう1個の値段と考えると高いような気がしますが、得られた満足感はすごく大きかったです。あんこ、皮、赤えんどう、このバランスが良く、大きくズッシリした饅頭はあっという間に私のお腹に収まりました。足りません。こんなこともあろうかと、用意周到な私はもう1つ買っておきました。打粉で口の周りを白く汚しながら、冬の日差しを浴び、おっさんが道端で大福を食す。ふと、顔を上げるとそこにはティファニーの店舗がありました。大福とおっさんとティファニー。主役はもちろん大福です。
さっぱりわからないかもしれませんが、ここの大福が間違いないということだけわかっていただければ幸いです。
ベニシオ・ブライアントのThe Joke
America’s Got Talentという番組の動画を眺めていたら、彼の歌声が流れ、衝撃を受けました。14歳。きれいな顔立ちで女性だと思っていたら男性でした。オリジナルよりもカバーのほうが優れている、というケースは何度か目にしていますが、才能というのは曲の力をここまで引っ張り出すものなのですね。フルコーラス版を販売してほしい。
三体
SFはそれほど読みません。それでも『三体』は中国発なので、少し前から名前は聞いていて、地元の図書館に貸出の予約は入れていました。先日ようやく順番が回ってきたので読みました。この発想、どうやったらこんなの思いつくのでしょう。ものすごい密度でした。なお、原著はオンラインでも(なぜか)読めます。
Tcl/Tk
デスクトップ版の北辞郎アプリを修正するため、久しぶりにTclを触っています。やっぱりこの言語好きです。freewrapが使いやすくなっていて感動しました。ただ、どうしてもアイコンが変えられなくて試行錯誤中。年度末が来る前になんとか形にしたいのですが……。