最近、KeychronのK8というキーボードを入手しました。
とても良いキーボードですが、割り当てを変更したいキーがあったのでAutoHotkeyというツールを導入しました。キーボードのキー割り当てを変更するためのツールです。
まず、キーボードの右上にあるマイクキー。これを押すと私の環境ではコルタナが立ち上がって「何かご用ですか」と聞いてきます。いいえ、呼んでいません。homeキーを押そうとしてミスっただけです。
少し調べてみたところ、このマイクキーには「左側のWindowsキー+c」の同時押しが割り当てられていました。ということで、この割り当てを無効にします。
LWin & c::Return
また、K8は英語配列のキーボードで全角半角キーがありません。Ctrl+Spaceで全角と半角の切り替えはできますが、どうにも慣れないのでJIS配列で全角半角キーの位置にある「`˜」のキーに全角半角を割り当てます。
`::Send, {vkF3sc029}
この2行をテキストファイルに記入し、keyremap.ahkと名前を付けて保存します。ファイル名は任意ですが、拡張子はahkにします。保存後、このファイルをダブルクリックするとキーの割り当てが変更されます(タスクバーに[H]のアイコンが表示されるので、もし割り当て変更を中止したいときはこのアイコンを右クリックしてExitすれば中止できます)。
毎回、ファイルをダブルクリックするのは面倒なので、Windowsの起動時にキー割り当て変更を自動的に行えるようにしておきました。先ほど作成したahkファイルのショートカットを作成し、それをスタートアップフォルダにコピーします。スタートアップのフォルダは、エクスプローラのアドレスバーに「shell:startup」と入力すればアクセスできます。ここにショートカットファイルをコピペすれば、次回からはWindowsが立ち上がった時点で変更が反映されます。メデタシ。