息子が生まれて今日でちょうど100日になる。ずいぶん大きくなり、腕の中で暴れられると抱えているのが大変になってきた。たぶん同じ時期に生まれた他の子よりもふた回りくらい大きい。とても重いけれど、まあ元気ならそれで良い。
その息子が爆睡しているすきにPinconvの4.00正式版を出した。説明用のエントリや動画を作成したり、テストをしたりしてずいぶん時間がかかったけれど、今回の出来には満足している。Xinに詰め込んだ機能を整理して使いやすいように実装し直し、日々の仕事で使いながら修正を重ねてきたので、それなりに安定していると思う1。作った本人としては、Vacuumで対訳形式のテキストをTMX(Translation Memory eXchange – 翻訳メモリ用のXML)に変換する機能が気に入っている。TMXは翻訳メモリツールで使い回すのに便利なフォーマットのようなので今後もう少し関連機能を追加したい。
そういえば今回のリリースにあたって色々調べていて、以前窓の杜で初代Pinconvを紹介してもらったときの記事を見つけた(参照:窓の杜)。日付をみたら2001年の5月24日になってる。当時のPinconvはとてもシンプルで「ずいぶん変わったな」としみじみした。この手の軽量版もニーズはあると思うのでいつかまた作りたい。
Pinconvのリリースと掃除で午前がつぶれ、午後は息子を抱えて近所のツタヤに行った。スタートレックを借り、デアゴスティーニの週刊江戸を購入。最近、藤沢修平さんの本を何冊か読んでいるからか、なんとなく欲しくなったのである。私は自分でいうのもなんだが影響を受けやすいというか色々染まりやすい方だ。獄医立花登手控えのシリーズが面白く、柔術の達人である主人公が格好良いので、その起倒流という柔術を習いたくて道場を検索したりもした(近所になかった)。自分が何を目指しているのかよく分からない。
- Xin、Wuは開発を停止して今後はPinconvに一本化する予定。 [↩]