夏に父親から譲って貰った軽自動車の名義を変更して自分のものにした。早く手続きをしないとなあ、とは思っていたのだが、届けを出しに国立市まで行かなければならないし、仕事も忙しいし、なんだかんだ言って面倒くさいし、と言っているうちに11月になってしまった。さすがにそろそろ手続きをしないと年を越して、自動車税の通知書が向こうに送られてしまう。それはちょっとよろしくないので、重い腰を上げて手続きしてきた次第である。
まず、軽自動車検査協会の名義変更・住所変更・予備検査に書いてある書類を用意する。とは言ってもあらためて取得する必要があるのは、自分の住民票くらいだ。車検票や自賠責の証明書は、元の所有者(今回の場合は父)から引き継いでいるし、それ以外の書類は協会でもらうので用意する必要はない。ナンバープレートは現地で指示されてから外せばいい。手続きには元の所有者の認め印も必要だが、父の認め印を私の認め印で代用しても問題はない。異なる印鑑が2本あれば良い。
調布市を管轄しているのは東京主管事務所多摩支所で国立にある(12月6日からは府中に移転)。サイトを見ると電車やバスでの行き方が紹介されているが、もちろん自動車で乗り付けてOKである。駐車スペースがとても狭いが警備員が誘導してくれる。
協会のドアを開いて、さてどうするんだ?と周囲に目をやっていると、カウンターの中から「はい、こちらへどうぞ」と案内され、名義変更をしにきた旨を伝えると、後はベルトコンベヤーである。必要な書類を確認され、印鑑がちゃんと2本あるか確認され、30円払って書類2枚を購入する。OCR用の鉛筆で書く書類と4枚綴りのボールペンで書く書類である。どちらも書き方の見本があるので難しいところはない。
書き終えて提出すると、手続きをしている間にナンバープレートを外してくるように指示される。軽自動車はナンバープレートのねじに封印がないので、ドライバーさえあれば外せる。ねじがさび付いている場合は、ペンチなども用意しておいた方が良いだろう。ドライバーは持って行くのを忘れても協会で貸してくれる。
古いナンバープレートを協会の窓口に返し、新しいナンバープレートを1440円で購入する。想像していたより安い。キリ番だったので手続きをしてくれた協会の人たちが口を揃えて「やあ良い番号だね」と言う。うむ、確かに何かやらかしてもけっして逃げられない素晴らしいナンバーである。ありがとう。
以上で手続きは終了。新しいナンバープレートを、窓口でもらった新しいねじで取り付ける。ナンバーだけやけにきれいで車から浮いているが、そのうち馴染むだろう。想像していたよりスムーズに手続きが終わってメデタシメデタシ。