肉離れ、その後

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肉離れをやらかしてから今日で10日になりました。1週間目から軽いジョギングを再開しましたが、痛みこそ引いたものの、やはりふくらはぎにひきつれ、違和感が残っています。

ここ数年、私はニューバランスのミニマスというシリーズのシューズを愛用し、ミッドフットで着地する走り方をしてきました。この走り方をしていれば、着地の際の衝撃を分散させることができるので、足へのダメージも軽減できると考えていたのですが、今回肉離れになり、これまでの通りの取り組み方で良いのか疑問を覚えるようになりました。走法自体に問題はないとしても、ミニマスよりももう少しクッションがあるシューズを選んだ方が良いのではないかと。

そこで近所のヴィクトリアに行き、店員さんにあれやこれやと相談して以下のシューズを選びました。

とにかく軽い。ミニマスからの乗り換えなのであんまり底が厚いと慣れるまで時間がかかるかも、と心配していたのですが、このターサージ-ルはそれほど底も厚くないので違和感なく履くことができました。

早速このシューズを履いて、いつもの半分くらいの距離をそろそろと走ってみました。足の裏をそっと地面に置くように、体重を足の裏、足首、ふくらはぎ、ひざ、ふともも、腰で分散して受け止めるように、ゆっくりゆっくり走ります。

うん、シューズはOK。軽くてよろしい。でも慎重に走りすぎて体がまったく温まらない。寒い。もうちょっとスピード出したいなあ。

ということで、もうひとつ新兵器投入。

私はこれまでサポーターという物を使ったことがなかったのですが、商品説明によりますと「X字型テーピング構造を採用することで、腓腹筋の働きをサポートし、脚の動きがスムーズに(中略)腓腹筋のブレを抑制するので疲れにくくなります」とのこと。着用してみたところ、ひきつれるような感覚が緩和され、走りやすいように感じました。ちょうどテーピングで故障個所をサポートしているような感覚です。毎日テーピングするのは面倒ですが、これなららくちんですし、肌も荒れません。

上記2つのアイテムを導入したことで、ジョギング再開のめどは立ちました。再発しないように様子を見ながら、少しずつ距離を戻していこうと思います。

さて、最初の1週間、ジョギングを控えていて困ったことがもうひとつ。ジョギングの途中、中央道の高架下を通るのですが、橋脚の点検用にはしご(下図参照)が設置されており、私はそれにつかまって懸垂することを習慣にしていました。懸垂をすると、座り仕事で縮こまった背中に力が入り、ぐっと伸びるのでとても気持ちがいいのです。走らないとこれができないので、背中が張ってとても不快。

ladder

どうするかなあと悩んでいたところ、図書館で借りた武術体操に「木刀の素振りがいい」とあり、この本やネット上の情報を頼りに棒きれを振り回してみると、これがなかなか楽しく、気持ちいい。振りかぶって振り下ろすと背中もほぐれます。早速、Amazonで木刀を購入しました。

へその下あたりに構えて、背中を使うことを意識しながら振りかぶり、まっすぐに下ろす。ぶれないように、最後はへその下にぐっと力を入れる。難しい。ぶれます。しかし、ああでもないこうでもないと振っていると無心になれます。体も温まってポカポカになります。そういえば、クラヴマガでよくご一緒する方が毎日素振りを1000回しているとおっしゃっていました。私はムダな力が入っているからでしょうが左右100回やると腕に来ます。うーむ、私も格好良く振れるようになりたいけれど、道はとても遠そうです。1000回振れるようになるのは何年先だ(;´Д`)

ちなみに購入したのは上の木刀です。コスプレ用とありますが、樫製のちゃんとした木刀で重量もそこそこあります。値段も2000円弱と手ごろでおすすめです。

本当は広い公園とかで素振りしたいのですが、人目がありますし、おまわりさんに見つかると職質されるそうです。「何してるんですか」「いえ、ちょっとそこまでカチコミに」とか答えるわけにもいかないですしねえ。うちの坪庭でしばらくは我慢します。

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