持ち歩きに便利なサブマシンを探していたら、AmazonでWindowsのタブレットを見つけた。DellのLatitude 5285である。
正直なところ、以前購入したWindowsタブレットがもっさり重くて良い印象がなかったので、当初は食指が動かなかった。
ただ、商品説明を読むとCPUがCore-i5で、メモリ8GB、SSD 256GBとあり、スペックは十分であるうえオフィスまで搭載されている。「おやこれは」と思って値段を見ると2万円台半ばと中華タブレットもびっくりのお値打ち価格である。
どうやら本来付属しているキーボードやペンが付属していないので大幅に安くなっているようだ。ディスプレイも12.3インチで手持ちのiPadより大きく、これくらいのサイズがあれば翻訳メモリツールを動かしても視認性が確保できるだろう。
ということで出会って数分で購入決断に至った。この値段なら「仕事に使えなくてもYoutube再生端末として使えばいい」と割り切ることができる。
物流業界のみなさまのおかげで翌日には現物到着。上記の懸念はすぐに霧散した。
タッチ操作対応のディスプレイは、程良いサイズ感で視認性良好。プリインストールのオフィス類もワード、エクセルがサクサク動く。IMEはATOKをインストールし、仕事用に翻訳メモリのPhraseと自作のエディタをセット。PDFリーダーは軽量のSumatra PDFにした。これでもう作業環境構築はほぼ完了である。あくまでサブマシンなので出先で送られてきたファイルの確認と簡単なチェック作業ができればそれでいい。
弱点がないわけではない。薄いのでインターフェースがUSB-C×2(このうち1つは電源用)、USB-A×1しかない。マウスくらいしかつなげない。キーボード、マウスともにbluetooth接続のものを用意した方がいいだろう。キーボードについては、以前も紹介したAnkerのキーボードがコンパクトで良かった。
先日、郷里に所用があり、早速このタブレットを持って出かけた。新幹線やホテルでWifiに接続し、メールのやりとりやチェック作業を行ったが問題なく仕事をこなすことができた。晩酌しながらYoutubeで動画鑑賞も快適1。良い買い物をした。
追記
Latitude 5285は急速充電に対応しており、それ用の純正アダプターが付属している。このアダプターのサイズが大きく、たいへん邪魔である。幸い、以下のAnkerの充電器が使えるので、これに置き換えたら持ち運ぶ荷物がぐっと減った。USBのケーブルもこちらのAnkerの商品でそろえた。
- 音質は期待しない方がいい。きれいな音を望む場合はイヤホンなどを用意するのが吉。 [↩]