極悪レミーを鑑賞しました。感涙にむせびつつレミーの雄姿をこの目に焼き付け、すぐさまアルバム数点とTシャツをオンライン購入。
このドキュメンタリー、モーターヘッドのファン以外には面白くも何ともないかもしれませんが、70~90年代に活躍していた音楽仲間が次々に登場し、いい枯れ具合を見せてくれているのでそのへんはけっこう楽しいかも。ダムド、ラモーンズ、メタリカ、メガデス、アンスラックス、デイブ・グロール、スリム・ジム・ファントム、スティーブ・ヴァイ、ミック・ジョーンズ。もう、ミック・ジョーンズなんてその頭髪を見るだけで胸に寂寞の念がこみ上げて参ります。ステイ・フリー。
ハードロック、ヘビーメタル、パンク、オルタナ、グランジのみなさん、それにネオロカビリーやヘビーロックのみなさんからも愛され、尊敬されているのは周知の事実ですが、ダムドのステージに上がってもメガデスのステージに上がっても客席から大歓迎を受ける人ってほかにいないよなあ、リッケンバッカーを抱えるレミーを見てぼんやりそんなことを考えます。ジェイムズ・ヘットフィールドより声量がある。
途中、レミーが「20歳くらいで聴いてた音楽に影響を受けるもんさ」といってエルビス、ジェリー・リー・ルイス、リトル・リチャードの名前をあげますが、ワタクシも「あーうんうん」と腕組みをしながら大きくうなづきました。私もモーターヘッドは大好きですが、どのアルバムが一番好きかと聴かれるとBastardsなんです。1993年の作品。Youtubeにアルバムまるごとアップしてありますのでお好きな方はぜひ。1曲目からすばらしい疾走感です。
影響を受けやすい私は朝からBastardsを聞きながら仕事をし、聴いているうちにほかにも欲しいアルバムがいくつか頭に浮かんできたのでニルヴァーナやストレイキャッツのアルバムを大人買い。このドキュメンタリー見るとお金がどんどん飛んでいくなあ(;´Д`)